日本商工会議所青年部　第44回東北ブロック大会　山形つるおか大会の開催にあたり、関係諸団体の皆様、東北ブロック商工会議所青年部連合会・日本商工会議所青年部よりご参加をいただく、ＹＥＧメンバーの皆様、ＯＢ・ＯＧの諸先輩方、そして、山形県商工会議所青年部連合会の皆様に対し、心より感謝と歓迎を申し上げます。

本大会の開催地である鶴岡市は、人口約11万人、面積は東北地方で最も広いく、学校給食、バンジージャンプ、サーフィンの発祥の地など様々な文化の発祥地です。自然豊かな鶴岡市には、魅力的な観光資源が豊富にあり、「自然と信仰が息づく生まれかわりの旅、出羽三山」、「サムライゆかりのシルク」、「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間、北前船寄港地」、これら3つは日本遺産に認定されています。また、2014年には、鶴岡の食文化が「ユネスコ食文化認定都市」として日本で初めて認定されました。さらに、2001年には、慶應義塾大学先端生命科学研究所が設立され、新しい先端技術の研究と開発を積極的に行っており、これまでに多くのベンチャー企業が誕生しています。

本大会のテーマ
「Life is journey 〜歴史と未来を繋ぐ架け橋〜」
には、私たちが歩んできたそれぞれの人生や地域の歴史に思いを馳せながら、鶴岡の歴史や伝統文化をこれからの未来につなげていく覚悟と希望を込めたテーマです。激動する時代、新型コロナウイルスの影響はもちろんのこと、地方の人口減少や経済の構造転換、デジタル社会への急速な移行など、私たちを取り巻く環境は大きな岐路に立たされています。だからこそ、これまで積み重ねてきた伝統文化や地域の歴史を再認識し、それを活かしながら未来を描いていく必要があると考えます。

本大会を通じて、私たちは「地域の歴史」と「青年の行動力」を結び付け、未来に向けた新たな一歩を踏み出したいと考えています。鶴岡の地、参加された皆さま一人ひとりの“旅路＝journey”の大切な交差点となり、心に残る出会いや気づきが生まれる機会となれば幸いです。

結びとなりますが、本大会の開催にあたりご理解とご支援を賜りました多くの皆さまに心より御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。